「傲慢の時代」は原作・Lempnfrog、作画・Hansol、脚色・SOY MEDIAのファンタジー恋愛漫画で、韓国小説が原作となっています。
原作の韓国小説は既に完結しているので、最終回の結末は既に決まっているのですが、漫画版はまだ連載中。
強くて純粋な女性アーシャと、廃位された皇太子カーライルが主人公で、お互いの利益のために結婚するところから物語が始まります。
LINE漫画とebookjapanで連載されていて、最終回の結末やアーシャがどうなってしまうのか、ネタバレも含めて気になる作品ですよね。
最初は愛のない結婚から始まる「傲慢の時代」ですが、これからどのような恋愛関係に進んでいくのか、壮大なストーリー展開も含めて続きが気になる方も多いのではないでしょうか。
こちらではそんな人気漫画「傲慢の時代」のネタバレ有のあらすじや、原作小説の最終回の結末まで紹介します。
傲慢の時代全話ネタバレあらすじ

亡き父と兄の跡を継ぎ、28年という長い年月をルアー族を殲滅してフェルバーズを治めることに成功したアーシャ。
しかしフェルバーズは長い戦いに疲弊し、民たちは餓死寸前だったので、報奨金をもらうために首都へと向かいます。
しかし、与えらた戦勝の褒美はなんと結婚相手を選べる、というもので…
傲慢の時代1話~5話
女性の身でありながらフェルバーズ辺境伯となったアーシャは、貧しい領民たちのために少しでも報奨金をもらおうとチャド帝国の首都へと向かいますが、与えられた褒美は結婚相手を自由に選べる(相手に拒否権ナシ)という、とても受け入れがたい物でした。
仮に相手が断れば慰謝料をもらえるとのことだったので、アーシャは敢えて一時的に廃位されている元皇太子・カーライルを指名します。
ところがカーライルはアーシャの思惑とは異なり、結婚を承諾。
実はカーライルには目的がありました。
それは3年間帝国にために奉仕し皇位復権を皇帝に認めさせることで、さらに3年後には離婚すること、3年間は自分のすることに口出ししないこと、この条件を守ればフェルバーズに金銭的・物質的な支援は惜しまないことを告げました。
フェルバーズに害を及ぼすことはしないというカーライルと契約書を交わし、アーシャとカーライルは簡略的な結婚式を挙げます。
傲慢の時代6話~10話
カーライルの廃位の理由は国王(つまり父親)の愛人に手を出したから、となっていましたが、じつはこれはわが子マティアスを皇帝にしたい現皇后の策略でした。
皇后は大神官と手を組み、マティアスが皇帝になったあかつきには、チャド王国を申請帝国にする約束をしました。
カーライルには敵が多く、治外法権であるフェルバーズで味方を増やすことも画策していたのです。
フェルバーズへ到着すると、カーライルは約束通り、フェルバーズの復興に惜しみなく尽力します。
復興は順調ですが、都から来た使用人とフェルバーズに元々いた使用人との間ではいざこざがおきてしまいます。
そのことで話し合う二人。
アーシャはフェルバーズの領民を侮辱することは許さないと告げ、それを聞いたカーライルは首都で自分が侮辱されたときは何も言わなかったのに…と考えていました。
自分より領民たちを大切にするアーシャ、そんなアーシャに少しずつ惹かれていくカーライルが描かれています。
傲慢の時代11話~15話
順調に復興するフェルバーズと、徐々にお互いを理解していくアーシャとカーライルですが、フェルバーズに危機が訪れます。
襲撃してきたイグラム族に対抗するため、アーシャはカーライルに遺言を残して戦場へと向かいます。
アーシャの意思を尊重し、騎士団の準備をしたまま戦況を見守るカーライル。
そんな二人は夫婦というよりも戦友のようにも見えます。
後方から現れた敵に対し、騎士団を向かわせ無事に勝利を収めたアーシャとカーライルはお茶を飲みながらフェルバーズや爵位について話しました。
純粋にフェルバーズを想い感謝するアーシャに対し、勝手に参戦したことで起こっているかと思うカーライル。
考え方の違いから繰り広げられるやり取りがほほえましくもあります。
その頃王宮では、またまた皇后が陰謀を巡らせていました。
カーライルの勢力を削るために、神官とグルになってフェルバーズに戦争を起こさせようと企んでいます。
傲慢の時代16話~20話
ここにきてついにライバルである、皇太子妃の座を狙うセシリアがフェルバーズにやってきました。
セシリアは伝書鳩を使い首都の情報を集めることを提案し、また首都で「カーライルよりもマティアスのほうが優れている」というウワサが流れていると伝えます。
この噂はもちろん皇后の策の1つで、神官たちが広めている噂です。
神官たちの監視が必要と感じたカーライルは、セシリアがしばらくフェルバーズに滞在することを許可し、アーシャへと紹介します。
セシリアはわざとカーライルの隣に座ったり、同じ階を使用したりとアーシャを挑発しますが、一切意に介さないアーシャ。
また、カーライルの師匠であるラフェルトも、セシリアに対抗して自分の娘ドロシアをフェルバーズに呼び寄せました。
そしてフェルバーズ城で初めての晩餐会が開かれます。
ドロシアをけん制するセシリア、そんなセシリアをけん制し返すラファルト、全く意に介さず料理に夢中のアーシャ、関心がないのが何故か気に入らないカーライル…、カオスです。
そんな中、ラファルトに首都からカーライルとアーシャの結婚を無効になるように皇后が画策しているとの連絡が入ります。
傲慢の時代ネタバレ最終回結末!

小説は既に完結しているので、最終回の結末まで読むことができます。
こちらでは、小説の最終回結末を参考に、漫画版での結末を予想してみました。
アーシャとカーライルはどうなる?
小説版では、神官の陰謀を阻止し、無事に王位継承権を復活させカーライルは皇帝に、アーシャは皇后となります。
そこまでの道のりはとても長く険しいもので、フェルバーズ以外の場所の戦争にカーライルが駆り出されたり、皇帝の暗殺や皇居が閉鎖されたり、フェルバーズにも魔物が押し寄せたり、アーシャが神官のもとに連れ去られたりと、とにかく「これでもか」というほどの障害を越えていきます。
もっとも、計略結婚から始まった二人の関係が、お互いを知っていくたびに少しづつ距離が縮まり、特にカーライルがアーシャに惹かれていく様子がたまりません。
絆を深めた二人だからこそ、ハッピーエンドの結末に拍手を送りたい気持ちになりますね。
フェルバーズの復興
アーシャの最大の目標であったフェルバーズの復興。
皇后になると当然フェルバーズから離れて首都に行くわけですが、ちゃんとアーシャの意思を継いで最側近の人物がフェルバーズ伯となり、治めていきます。
アーシャの兄とも親友の間柄だったので、安心してフェルバーズをまかせられますね。
傲慢の時代を読んだ人の感想
とにかく美男美女!それでいてちょっと天然というか、見た目とギャップがあるというか。
キャラクターが魅力的で大好きです
悪役が本当に悪い。
これだけ振り切っていたら逆にすがすがしいくらいの悪役っぷりで割り切って見ていられる
カーライルが無自覚に焼きもちを焼いたりするのがかわいい。
ハッキリと自覚する前から、だいぶスキスキオーラがダダ洩れしてるのがわかって萌えました
強くて天然でちょっと空気の読めないアーシャが最高です。
芯が強くて信念があって、あこがれの女性像です
まとめ

韓国小説が原作の「傲慢の時代」についてネタバレ有の最終回結末予想、いかがでしたか?
この最終回結末はあくまで小説版のことなので、漫画版ではいくらか変更になる可能性もあります。
とは言え、やはりアーシャとカーナイルにはハッピーエンドの結末を迎えてもらいたいですね。
一生懸命にまっすぐ、誰かのために生きてきた女性戦士アーシャが、最高の伴侶を得て自身の幸せをつかむ結末は、多くの女性の心に響くのではないでしょうか。
ネタバレを多く紹介しましたが、ネタバレだけでは伝えきれない魅力がたくさんあるアーシャの物語「傲慢の時代」。
タイトルの「傲慢」とは、一体誰のことなのか、もしくは何を指しているのか。
最終回の結末まで、しっかりと見届けたいと思います。