こちらの記事では「愛を知らない令嬢と野獣」のネタバレと結末、そして韓国小説が原作なのか調べました。
「愛を知らない令嬢と野獣」は主人公・レイとクローダンのファンタジー恋愛漫画で、電子書籍サイトで配信されています。
無垢なヒロイン・レイと、秘密を抱えた男主人公・クローダンとの激しい恋愛ストーリーだけではなく、全体的に不穏な空気を纏った世界観がクセになると人気の作品です。
漫画はまだ連載中ですが、原作は韓国の小説で完結していて、もちろん結末まで書かれています。
しかし、漫画版「愛を知らない令嬢と野獣」が原作の韓国小説通りの結末を迎えるかは不明ですので、今後の展開から目が離せません。
こちらでは漫画版の「愛を知らない令嬢と野獣」の結末について、ネタバレ有で解説します。
愛を知らない令嬢と野獣は韓国小説が原作?
「愛を知らない令嬢と野獣」は著者bandiの韓国小説が原作です。
原題は「야수의 성」で直訳すると「獣の城」。
これはクローダンの城を象徴している題名で、なぜ彼が獣と言われるのかはストーリーの中で徐々に判明していきます。
原作小説は完結していますが、残念ながら日本では未発売で、日本語の「愛を知らない令嬢と野獣」を小説を読むことはできません。
愛を知らない令嬢と野獣ネタバレ全話
ここからは「愛を知らない令嬢と野獣」のネタバレ解説になります。
がっつりネタバレしちゃっていますから、ネタバレ反対派の方は気を付けてくださいね。
ストーリーのネタバレの前に、主な登場人物をまとめておきました。
レイ・リズバーン
- 本作のヒロイン。没落したリズバーン家の長女で純真無垢。
クローダン・ケシリア
- 男主人公。謎めいた人物で、時に冷酷で使用人たちも恐れている。レイには優しい一面を見せるときもある。
ヘイシ―・リズバーン
- レイの兄でリズバーン家の長男。非常にプライドが高いが行動が軽率で身分の低い物には横柄な態度をとる。
愛を知らない令嬢と野獣ネタバレ1話~5話
没落したリズバーン家のヘイシ―とレイは、かつて母方の祖父と縁のあったというケシリア家にわずかな望みをかけて訪ねて行きます。
馬車も通れないような山道を悪天候の中徒歩で進み、やっとの思いでたどり着いたケシリア家は、謎めいた執事と威圧的な領主・クローダン・ケシリアに迎えられました。
ところが、レイの姿を見たクローダンは態度を一変、優しく接しいつまでも滞在しても良いと許可を与え、更には兄ヘイシ―のまるで計画性のない投資話にも資金を提供します。
距離を縮めていく中で、レイは字が読めないことを兄にばらされてしまいます。
両親は兄ばかりを可愛がり、レイに愛情をかけることはなかったようで、全く学を身に着ける機会がなかったのです。
字が読めないことを恥ずかしく感じ、知られてしまったショックから4日間も寝込んでしまったレイが意を決して部屋を訪ねると、あんなにやさしかったクローダンに冷たくあしらわれてしまいます。
その、あまりに変わってしまった態度に思わず詰め寄るレイ。
字が読めないことがバレて恥ずかしかった、それでも今日は勇気を出して来たんだというレイに対し、クローダンは4日も姿を見せなかったことに対して自身を拒否されたように感じていたことを告げます。
誤解が解け、クローダンはレイを抱き上げ、キスを交わします。
愛を知らない令嬢と野獣ネタバレ6話~10話
初めて愛情を感じたことに幸せな気持ちになるレイ。
その頃ヘイシ―は、豹変した執事の姿を見てこの屋敷が場メモの屋敷であることに気が付きます。
こんな場所からはレイを連れて逃げなくてはと考え、クローダンの部屋へ向かいますが、そこで目にした光景は親しげにしているレイとクローダンの姿。
そこで初めて、ヘイシ―はクローダンの目的は事業や投資ではなくレイを手に入れるためだったと気が付きます。
何とかそのことをレイに伝えようとしますが、クローダンの不思議な力のせいで体を動かすことも声を出すこともできないヘイシ―。
数日後、ヘイシ―はレイを連れて逃げようとしますが、レイは初めての幸せな時間を手放すことなどできず、ヘイシ―の言葉に全く耳を貸しません。
レイはヘイシ―が事業資金を使い果たしてしまったので夜逃げをしようとしていると勘違いしていました。
話が通じないので一緒に逃げることを諦め、レイを置いて立ち去るヘイシ―。
一人廊下に残ったレイの元へクローダンが現れます。
嫌われたくないと、必死にヘイシ―のことを詫びるレイを見て、ますます不機嫌になるクローダン。
他の男の名を呼ぶなと嫉妬心丸出しで激しくレイを抱きます。
翌朝、苦しむ使用人を目の前にしながらも、何事もなかったように振る舞うクローダンを見てしまったレイは、どこか違和感を抱き始めます。
愛を知らない令嬢と野獣ネタバレ11話~15話
クローダンの過去が少しずつ明かされ始めます。
両親の死により幼くして家督を継いだクローダンは、養父と共に暮らしていました。
何不自由ない暮らしの中で、実は養父がこの世界にたった一人の魔法師だと知ります。
魔法の力に魅せられ、不老不死の魔術の研究に明け暮れるうちに、クローダンはこの世界の魔法師は自分一人だけでいいと傲り養父を殺害。
その報いとして、養父から二つの呪いをかけられてしまいます。
一つは城から出られないこと、もう一つは獣のようになり、発情期には精神を病むほどの衝動に駆られることでした。
この呪いは強力で、魔法の力をもってしても解くことはできず、それどころか城中の人たちをも巻き込んでしまいます。
これにより、クローダンだけではなく城中の人たちも不老不死の上、城から出られない呪われた城が出来上がってしまいました。
そのことを全く知らないレイは、初めての愛情に包まれた日々にますます嵌っていきます。
クローダンからプレゼントされたアンクレットを、常に身に着け幸せな日々を満喫していました。
愛を知らない令嬢と野獣ネタバレ最終回結末!
クローダンの呪いは解けるのか、二人は幸せになれるのかが気になる最終回ですが、漫画は現在も連載中でいまだその結末は不明のままです。
こちらでは原作である韓国小説の最終回結末を調査しました。
漫画版「愛を知らない令嬢と野獣」が、原作小説と同じ結末を迎えるとは限ら理ませんが、参考にしてみてください。
クローダンの呪いの正体は?
クローダンにかけられた呪いは、養父を殺害してでも自らの欲望を叶えようという傲り高ぶった結果の呪いです。
長い年月を閉じられた空間で、突き上げる欲望を持て余しながら、しかも自分のせいで人生を狂わされた人々と共に過ごさなければならない状況は、精神を蝕むには十分すぎるほどの威力です。
そんな中で出会った、純粋に自分のことを慕ってくれるレイの存在はとても大きく、クローダンは絶対に手放せなくなっていきました。
そのため、またしても間違った選択をしてしまいます。
レイを自分と同じ怪物にし、自分から離れ慣れないように…。
レイは事実を知るのか?
隔離された空間で、両親からも与えられなかった愛情を感じながら過ごす初めての日々に幸せを感じながら過ごすレイですが、徐々に変化が訪れます。
クローダンを毎日求めずにはいられない日々に、何かおかしいと思いながらも、彼の理解者であるよう努めます。
しかし、妊娠し、更にクローダンがわが子を亡き者にしようとしていると知ったことをきっかけに、ついに別れを決め屋敷から遠く離れた地で生活を始めます。
最終回結末はハッピーエンド?
レイが去ってしまい、悲しみ後悔するクローダンですが、自身にかけられた呪いのせいでレイを追いかけることすらできません。
不老不死を叶えるほどの魔法の力も、レイがいなければ何も意味がないと気が付き悲しみと後悔の日々を過ごしました。
一方のレイは、なんとか生活はしていましたが、かつての日々を忘れることはありませんでした。
そんなレイの前に、クローダンが現れます。
共に生活する中で、二人の子供の身に危機が訪れ、レイは激しくクローダンを責めました。
クローダンは我が子を救うため、自分の身を犠牲にする道を選びます。
クローダンの決断はレイの心に届くのか、孤独な獣は本当の愛を手に入れることができるのか、その結末はぜひご自身で確かめてください。
まとめ
こちらでは韓国小説が原作の「愛を知らない令嬢と野獣」のネタバレ解説と最終回結末についてご紹介しました。
原作の韓国小説は既に完結していて最終回の結末も読むことができますが、日本では未発売です。
漫画版の「愛を知らない令嬢と野獣」は現在も連載が続いていて、最終回の結末まではまだまだ時間がかかりそうですね。
原作では無垢な令嬢レイと呪われた獣クローダンの結末はわかっていますが、漫画版も同じ結末になるとは限りません。
ネタバレで大まかなストーリを知ることはできますが、二人の濃厚なラブシーンは漫画ならではの楽しみがあります。
大人版「美女と野獣」のような世界観で繰り広げられる「愛を知らない令嬢と野獣」をぜひ楽しんでください。